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Author:kusumoridou
●日本古来の希少茶『実生 在来茶』

福岡県うきは市浮羽町で、茶4ha、米80a、柿30aを生産しています。
楠森堂のお茶づくりは、今から約200年前の江戸時代末期から始まりました。現存する茶園の多くは、国内から消えつつある日本古来の希少な在来種の茶園です。実生で育った素朴で力強いお茶本来の味わいを伝えたいと、日々奮闘中です。


●『楠森堂』
   国登録 有形文化財
   「楠森 河北家住宅」

のどかな田園風景や果樹園が広がる福岡県うきは市浮羽町山北。
日本名水百選の「清水湧水」があるなど、清らかな水に恵まれた自然豊かな地域です。
楠森 河北家は、この地で八百年の歴史を刻んできました。
江戸時代から大正時代にかけて建てられた屋敷は、国の有形文化財に登録されています。
竹垣と楠の森に囲まれ、敷地内に張りめぐらされた水路には毎年初夏になるとたくさんの蛍が飛び交い、幻想的な光景が見られます。
また、近代日本美術史研究の先駆者、美術評論家 河北倫明の生家としても知られています。

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根っこの力!!
今日は久しぶりの雨!
お茶作りには程よい雨が必要ですが、近年では気候変動の影響で極端な多雨、少雨の年が増え、農業に大きな影響が及ぶようになってきました。

この私の茶畑の写真、昨年9月に撮影しました。手前の列の茶樹の中央部には葉っぱすらついていません。
本来であれば9月頃には青々とした葉が生い茂り、20㌢以上に枝が育っています。…が、この異常な状態…

地元の小学校でPTA会長を務め今年で3年目。
雨が降り続いた昨年の梅雨後半。 ようやく晴れ!…が、しかし貴重~な作業日和の晴れ間を狙ったかのように日中に学校行事が… そして作業が出来ず(T_T)…
結局、茶摘み後の6月に予定していた剪定作業は、7月にずれ込んでから実施。
ほどなくして梅雨が明けると、また狙ったかのように… 今度は何故かこの茶畑一帯だけ50日以上も夕立すら降らず、極端な高温少雨でカラカラな土壌の乾燥状態が続いた結果、連日の強い日差しにさらされ芽が育たず、枝先が枯れた状態に… ここまで酷い状況になったのは初めてです。
9月でこの状態したから、手前の畑は今年の新茶はまったく期待できないでしょう(-_-;)
CAI_0002_convert_20170313120628.jpg

しかし、枯れた状態になっているのは手前の茶樹だけで、向こう側の畑は青々とした葉が生い茂り、まったく問題なく順調に育っています。
実は…
手前の畑が挿し木から育成した品種茶「やぶきた種」。
奥の畑は種から育った実生(みしょう)の在来茶。
CAI_0007_convert_20170313120700.jpg
実生で育った在来種の茶樹の根は地中深く太く発達させ、水分や養分をしっかり蓄えることが出来るために干ばつにも非常に強いんです(^^)
以前にも何度か干ばつの年がありましたが、このように品種茶と在来茶の生育には大きな差が表れ、改めて在来茶の生命力、力強さを感じることが出来ます。
しかし…昨年夏の気候はひどかった。かなり堪えましたね~。その影響が大きく響き今年は収入減確実(-_-;)…
img_ne.gif


コチラをクリックしていただくと 『楠森堂の四季』 スライドショー
  ご覧いただけます

楠森堂代表 私、河北幸高のfacebookページは、
                    こちらから 楠森堂 河北幸高



                                          


『楠森堂』の希少茶「実生 在来種のお茶」好評発売中です

何千年もの永い時の中で自然交配を繰り返し 生み出された、様々に異なる性質を持つ種から育った(実生) “在来種”の茶樹。
無数の貴重な固有種が混生する 実生 在来茶園 は、育つ環境、風土の違いでその土地に適応した様々な固有種が育ち、お茶本来の素朴で深みのある その土地特有の個性豊かな味わいを生み出します。

【実 生】… 実生(みしょう)とは、種子から発芽した植物のこと
【在来種】… 古来より日本に生息・生育する (していた) 動植物のこと

現代では挿し木苗から育てた生産性、外観に優れた均質な改良種の茶葉が流通を占め、日本古来の貴重な在来茶園は年々国内から姿を消しています。「昔ながらのお茶の味わい」をたくさんの方に届けたいと、楠森堂では在来茶園の再興に取り組んでいます。 
永い歴史と豊かな風土の中で育まれた 昔ながらの味を今に伝える「楠森堂」の 実生 在来茶 を是非ご賞味下さい!! 


「楠森堂 実生在来茶」のお求めは…
ホームページから!  『楠森堂』
コチラをクリック!
TEL・FAX  0943(77)4019  でもご注文を承っております。お気軽にお問い合わせ下さい

※「楠森堂 実生在来茶」の取り扱い店 & 在来茶コラボ商品♪販売店
●福岡県うきは市
~浮羽町~
道の駅 うきはさん(在来茶商品&ソルベッチさんコラボのお茶アイスも販売中♪)
gallery & cafe『ぶどうのたね』さん (楠森堂コラボの「ほうじ茶パフェ」が人気です♪ ※期間限定 )売店「たねの隣り」では在来茶販売中♪
うきはのジェラート「ソルベッチdoうきは」さん (在来茶 “緑茶 & ほうじ茶” のジェラート♪)
囲炉裏カフェ「里楽 (りらく)」さん
サンピットバリュー浮羽店さん
~吉井町~
にじの 耳納の里さん
御菓子処「ひた屋福富」さん (在来茶の葛羊羹 & カステラ♪)
器と暮らし「テカラ」さん
●福岡市
~博多区~
「ぶどうのたね」さんの 博多リバレイン店
●筑紫野市
はっぱねっこベーカリ―さん
●大分県由布市湯布院町
茅葺屋根の温泉宿「艸月(そうげつ)」さん(店内で在来茶の販売。また、食事中のお茶も在来茶をご利用いただいています♪)
●熊本県阿蘇郡高森町
阿蘇丸漬本舗 徳丸漬物「とくまる食堂」さん(店内で在来茶の販売。また、食事中のお茶、食後のデザートでも在来茶をご利用いただいています♪)
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お茶畑の様子 | 14:00:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
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